中国に旅行に来た際に行きたい北京ダック名店中の名店があります。
そのお店は「全聚徳」です。では、なぜこのお店がおすすめなのか調べていきましょう。
全聚徳の特徴
このお店最大の特徴は、吊り式の北京ダックを提供しているお店であるという事です。
吊り式は、設備が特殊であるため取り扱うお店が少ないですが、その中でこの「全聚徳」は吊り式の最も有名なお店と言えます。
また、1864年創業の158年の歴史あるお店であります。
中華自民共和国となり1993年に法人化しており、現在では全国43店舗にまで拡大しております。
ただし、フランチャイズ展開であったため、各お店で地域に好まれる味をしている可能性があるため、行くなら絶対北京市のお店がおすすめ。北京市内の店舗は全て直営店です。
2019年には110億元(1760億円)もの売り上げを達成しており、その人気は絶大なものになっています。年間に使用するアヒルは550万羽にも上ります。
2005年に香港株式市場に上場を果たしております。
全聚徳の北京ダック
前述したとおり、ここで味わう北京ダックは吊り式で料理された北京ダックです。
そのため、脂分が少なくさっぱりとした味わいになっています。
中国の国賓館のメインメニューにもなっており、政府の要人たちの中でも人気のメニューです。
お店に行って北京ダックを味わうと帰り際にカードが渡されます。このカードには、何羽目のアヒルを食しましたという証明が書かれており、旅行の記念になると観光客からも人気になっています。
真空パック詰めのメニューもあり、観光客が地元に帰った後にも味を楽しんでもらえるような計らいがあります。お土産にも自分用にも非常に人気です。
価格は、1羽198元(3168円)です。真空パックの価格は218元(3488円)です。パックの分だけ割高になっています。
その他のおすすめ料理
芥末鴨掌
この料理は、アヒルの手のひらをワサビときゅうり、ニンジンを合わせて醤油、ごま油、秘伝のたれを和えた料理です。
手のひらは、財などを隠しているという言い伝えがあるため、縁起の良い料理とされています。
地元の方々は皆様前菜で注文する人気メニューです。
味は、あっさりとしてピリ辛です。手のひらはコリコリとした食感でコラーゲンたっぷりであるため特に女性人気は絶大です。
火爆鴨心
火爆という名の通り、アヒルの心臓を強火で一気に焼き上げる料理です。その時間は25秒という決まりがあります。
味付けは、オイスターソースを中心に、塩や醤油で味付けされているため、しっかりとした味付けがされています。食感はしっとりとしていて、おつまみとして絶大な人気があります。
牡丹鴨皮
アヒルの皮を牡丹の花のように盛りつけたおしゃれな逸品です。
牡丹の花ことばで、「健康」や「円満」があり、お祝い事などに親しまれている料理です。
ただ、この料理は事前予約しないと作られないため、食べたいときは事前に予約をお願いいたします。
北京ダックのぱりぱりの皮に砂糖をつけて楽しむ料理です。
また、この料理を食べると風邪を引かないとも言われています。
まとめ
今回は、政府の要人も御用達の名店「全聚徳」を紹介しました。
吊り式の北京ダックを楽しめる名店中の名店であり、行くだけで記念になるお店です。
また、他にも有名な料理が沢山ありますので、中国に行った際に行きたいですね。
ただし、庶民料理ではないため、贅沢な気分も味わくことが出来ます。
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