今回紹介するおすすめ観光地は「天壇」です。京都・滋賀で天壇と言えば焼肉を思い起こす人も多いでしょう。しかし、天壇とは中国で有数の観光地であります。
天壇とは
天壇は、紫禁城と並ぶ北京の有名な建造物として世界的に有名なものです。
その起源は、明王朝と清王朝時代の祈祷する場所として造られました。天壇は、天からのお告げ「天命」を授かるための非常に神聖な場所です。
1420年からその建築が始まりました。完成したのは1437年と17年物歳月を要しました。
面積は273万平米あります。北京市の南に位置しています。
天壇は施設の保護のため、一日5万人の入場制限をかけています。そのため、訪れた際に入れないこともありますので注意してください。チケット番号で厳重に管理されています。
天壇は壇と名のあるようにすべて丸い建物になっています。
天壇にまつわるエピソード
作りが他の中国の建築物とちがう?
基本的に中国の建物は南北に一直接に造られていますが、この天壇だけ東に少しずれています。
それは、直接太陽の日が当たることは風水でよくないとされていたため、当時の皇帝が少し東側にずらして建築させました。この際にずらしたのは700メートルと言われています。
建物すべて屋根がとがっている?
天壇の建築物を見てみてください。すべて屋根は丸く天に向かってとがっているのが見えると思います。これは、いつでも天からのお告げ「天命」を授かることが出来るようにと言われています。
パワースポットでもあるため、ここは注目してご覧ください。天命を授かる場所ですので直接拝む方もおられます。
天壇の中にある丸い石
天壇の中心に丸い石があります。これは「天心石」と言います。
この上に立つと不思議な現象が起きます。それは、声にエコーがかかり遠くまで声が届くというものです。なぜこのような現象が起きるのかは、現在の科学をもってしても解明できていません。ただ、必ずエコーがかかるのです。
この石は、皇帝が指示を出す際に立つ神聖な場所でもあります。
観光客はじめ、中国各地からこの不思議な現象を肌で感じるため訪れます。そのため、とても行列が出来ます。行かれる際は早めの到着をお勧めします。
北京市民は無料で入れる?
中国の方は朝、太極拳などを日常的に行っています。ただ、多くの人が行うには場所が足りないため、朝5時から9時までの間、無料で開放し場所を提供しています。
中国の方の朝のルーチンワークの手助けもしてます。
まとめ
今回は、天壇を紹介しました。
科学的に解明できない現象を体験できる不思議な観光地です。
また、天命を授かる神聖な場所という事でパワースポットでもあるこの天壇を一度訪れてみてください。お土産に、天壇立体パズルもおすすめですよ。家の玄関に置くと厄除けとして効果を発揮するそうです。
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