北京に旅行に行った際にぜひ訪れてほしい名店シリーズです。
今回は、北京市内にある便宜坊です。
蒸し式北京ダッグの名店
この「便宜坊」は蒸し式の北京ダッグの名店中の名店です。
蒸し式であるため、庶民的なお店であります。
その歴史は1783年遡ります。284年も続いている老舗中華料理店です。
全国で15店舗ありますが、全て北京市内にお店があります。お店のモットーとして北京市内以外にお店は出さないと決めているそうです。徹底ぶりが凄いです。
便意とは、中国語で安いという意味なのです。つまり、庶民的な誰からも親しまれるお店という事です。
安くて人気という事で、行く前には絶対に予約が必要です。
観光客も多く訪れるため、お店側の対応もとても良いです。
便宜坊の北京ダック
このお店の北京ダックはほかのお店とは一味違います。
蒸す際に薪として使用しいるなつめの木にも、なつめを絞って出だ汁を塗り込んであります。そうすることで、皮がより色濃く味も深くなります。
アヒルを料理する際に、特別な漢方薬をアヒルの口の中に入れて蒸す上げます。そうすることで、アヒルのくさみを取り除くことが出来ます。この料理方法を「香酥(こうず)」と呼び、中国で特許を取得しています。この方法での北京ダッグはここでしか味わえないという事です。
「香酥(こうず)」とは、香りさくさくという意味があります。
価格は1羽58元(928円)です。他のお店よりずいぶんと安く値段設定されています。
その他のおすすめ料理
蘿餅
これは、大根餅という意味です。
大根を丸く薄く切り、その一枚一枚を丁寧に重ね丸めます。そして、それを油で揚げて仕上げます。
サクサクでシンプルな料理で、大根好きなら食べないと損をする料理です。
ワインと合わせて頂きたい料理です。女性人気抜群の逸品です。
価格は48元(768円)です。
辣子鴨
この料理は、簡単に説明するとにわとりのピリ辛炒めです。
味噌と醤油で味付けされています。そのため、鶏肉の味がしっかりとしていて、後から程よい辛みが来ます。山椒も効いており、香りもよく食欲を掻き立てます。
白ごはんとの相性が抜群で、何杯でもいけてしまいます。
しっかりとした味付けと辛さが地元の子どもたちから人気を集めています。
お子様連れの際はぜひご賞味ください。
価格は、18元(288円)です。
菠菜胡桃
これは、ほうれん草の葉っぱのみを使用し、くるみをまぶした料理です。
ほうれん草は、水洗いした後にたれに漬け込むだけのシンプルな料理方法です。たれには、はちみつや醤油、水を使用しています。
濃いお肉料理の合間にお口直しの役割を担っています。そのため、お肉料理がより引き立つようになります。
くるみの苦みもアクセントとしてうまく機能しています。
一回口にするとなかなかやめれない料理です。
価格は、10元(160円)です。
まとめ
今回紹介したお店は「便宜坊」です。
便宜という名前通りの庶民的なリーズナブルなお店です。しかし、味は他に負けないくらい美味しく、ここでしか味わえない北京ダッグがあります。
是非、一度足を運んでいただき、特許製法で作られた北京ダッグを味わってください。
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