中国北京に行った際に訪れたい名店中の名店シリーズ。今回は、しゃびしゃぶで有名な「東来順」です。
東来順というお店
1903年創業の119年の歴史ある老舗料理店です。
もともとは、おかゆのみを提供する人気の料理店でした。火事でお店が焼かれた際にレシピが無くなり、創業の味を受け継ぎことが出来なくなりました。そこで、新たな看板メニューとしてしゃぶしゃぶを考案しました。
現在は、全国で175店舗にものぼります。フランチャイズや加盟店も75店舗含んでいます。
年間に31億元(496億円)にものぼる名実ともに中国の名店の一つです。
北京のしゃぶしゃぶと言えば、「東来順」と呼ばれるほど、地元に親しまれています。
手切羊肉
このお店のしゃぶしゃぶは、機械で切らず職人さんの手で切ることが決められています。包丁も専用のものを用意しています。そのため、お肉が一番美味しく食せるようになります。
しゃぶしゃぶのみそだれにも秘密があります。レシピは絶対に外に漏れない門外不出の逸品であるため、ここのしゃぶしゃぶはここでしか味わえません。
価格は、58元(928円)です。一皿350グラムです。
它似蜜
この料理は、羊のお肉をはちみつと甜面醤で餡で和えた料理です。
炒めてないため、油も使用していません。そのため、ヘルシーな仕上がっています。お肉は和える前に湯通しするだけで、味付けは餡でしっかりと行っています。
他のお店でも同じメニューはありますが、他は和えたものを炒めて提供されます。そのため、ここで食べる它似蜜は、他では味わう事が出来ません。
これぞ中華料理と思わせてくれる逸品です。
価格は77元(1232円)です。
紅焼牛尾
牛尾とは、牛のテール(しっぽ)の事です。
牛のしっぽを、一口大にカットし、醤油と味噌、香酢で炒めた料理です。しっぽを食べると健康に良いとされているため、訪れた人は健康を願って必ずと言って程注文する料理です。
味は、しっかりとした味にトロトロの食感があります。味は濃い目でも女性に大人気になっています。ビールのお供にも最適ですよ。
価格は、108元(1728円)です。
木須肉
この料理は、料理名に肉が入っているため、お肉料理と思う方も多いでしょう。しかし。実際は卵料理なのです。では、なぜ料理名にお肉が入っているのでしょうか。それは、味がお肉に似ていることから料理名が名付けられました。
きゅうりとニンジン、ピーマン、きくらげを卵で炒めたヘルシーなシンプル料理です。しかし、きくらげの煮汁を卵と溶いて炒めているため、お肉に似た味が出せるそうです。
過程で同じ味を出すのが、非常に困難な為、この料理を目当てに訪れる方も多くいらっしゃいます。
卵料理でお肉の味わいを楽しめる逸品をぜひご賞味ください。
価格は、40元(640円)です。
まとめ
今回は、北京のしゃぶしゃぶと言えばここという名店。「東来順」を紹介しました。
このお店でしか味わえない料理が数多くあります。
是非、門外不出の歴史ある料理を楽しみに訪れてみてください。
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