中国北京に行った際に訪れたい名店中の名店シリーズ。今回は、魚料理の名店「旺順閣」さんです。中国の川魚を使った名物料理が味わえるお店です。
旺順閣というお店
1999年創業の33年のお店です。100年を超える老舗が多く登場する中で出てきた新鋭のお店です。
ただ、その実力は今やだれもが認めるほどのお店です。
最大の特徴は、北の濃い料理と南のさっぱりした料理を掛け合わせた創作料理です。そのため、今まで味わったことがない味が楽しめると一気に名店の仲間入りを果たしました。
現在は、17店舗お店を構えており、どこのお店に行っても45分程待たなくては入れない程人が押し寄せます。
親孝行する際に、子どもが親を連れて訪れる名店としても有名なお店です。
名物料理:魚頭泡餅
中国の川魚を使用した名物料理です。日本でいうとスズキのような感じですかね。
胖頭魚という川魚の頭を使っています。中国ではポピュラーな魚です。魚の頭を煮つけにしている料理です。なので、日本の方にもなじみやすいと思います。
初めに、魚のお肉を楽しんだ後、お餅を入れます。そのため、一度に二度楽しめる料理です。お餅は小麦粉で出来ています。また、事前に焼き上げているためサクサクした食感があります。
味付けは、醤油をベースにしたたれで煮つけています。味が濃く見えますが、味はさっぱりとして、しつこくないので食べやすいです。また、川魚特有のくさみもなくなっています。
紹興酒との相性も抜群です。
価格は、148元(2368円)です。
宮保蝦球
これぞ、正真正銘のエビチリという料理です。
蝦を3度揚げることで、サクサクの食感を出しています。さらに、ピーナッツとねぎを合わせることで非常に良いアクセントになっています。
日本のエビチリの概念が丸ごと変わってしまう。そんな逸品です。
また、とうがらしを入れることでほのかに辛みがあります。トマトソースを使用しないことで、私たちが知っている赤いエビチリとは全く見た目も異なります。
トマトソースを使わないことで酸味がなく、蝦本来の味を楽しむ事が出来ます。
価格は、99元(1584円)です。
干海胆豆腐
この料理は、ウニと豆腐を一緒に煮込んでいる料理です。ウニを煮込むという事に抵抗を感じる方もいるでしょう。しかし、ウニをいったん干して乾燥させているため煮込むことを可能にしています。
味付けは、塩をベースにしており、非常にあっさりとした料理です。
これを食べると元気が出ると言われています。そのため、アスリートを中心に健康志向の強い方に人気のメニューです。
寒いときに食べると体も非常に温まるため、冬におすすめです。
価格は148元(2368円)です。
まとめ
今回は、北と南の融合を見事果たした新進気鋭の名店、旺順閣さんを紹介しました。
中国の川魚を使用した名物料理に、これぞというエビチリなど人気メニュー目白押しの名店です。
煮つけや塩ベースの味付けなど日本人にもぴったりです。ぜひ、一度お立ち寄り下さい。
コメントを残す